健康診断でLDLコレステロールが高いと言われたらどうする?薬は必要?|小林メディカルクリニック|内科・整形外科|南森町駅から徒歩6分

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健康診断でLDLコレステロールが高いと言われたらどうする?薬は必要?

健康診断でLDLコレステロールが高いと言われたらどうする?薬は必要?|小林メディカルクリニック|内科・整形外科|南森町駅から徒歩6分

2026年7月08日

健康診断でLDLコレステロールが高いと言われたらどうする?薬は必要?

健康診断の結果を見て、

「LDLコレステロールが高いので医療機関を受診してください」

と書かれていて、不安になったことはありませんか?

「薬を飲まないといけないの?」
「食事だけで改善できる?」
「症状はないけれど放置しても大丈夫?」

このような疑問を持つ方は少なくありません。

LDLコレステロールは、自覚症状がほとんどないまま動脈硬化を進める可能性があるため、健康診断で異常を指摘されたら一度きちんと評価を受けることが大切です。

一方で、LDLコレステロールが高いからといって、すべての方がすぐに薬を飲まなければならないわけではありません。

この記事では、LDLコレステロールとは何か、どのくらいの数値から注意が必要なのか、食事や運動で改善できるのか、薬が必要になる目安まで、わかりやすく解説します。

LDLコレステロールとは?

コレステロールは、体に必要な脂質の一つです。

細胞膜やホルモン、胆汁酸などを作る材料となるため、本来は健康維持に欠かせません。

コレステロールには主に2種類あります。

LDLコレステロール(悪玉コレステロール

HDLコレステロール(善玉コレステロール)

LDLコレステロールは肝臓から全身へコレステロールを運ぶ役割がありますが、多くなりすぎると血管の壁に蓄積し、動脈硬化を進行させます。

一方、HDLコレステロールは余分なコレステロールを回収し、肝臓へ戻す働きをしています。

そのため、LDLが高く、HDLが低い状態は、将来的な心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高くなることが知られています。

LDLコレステロールはどのくらいから高い?

健康診断では、おおよそ以下のように評価されます。

LDLコレステロールの目安
120mg/dL未満:正常値
120〜139mg/dL:やや高め
140mg/dL以上:高LDLコレステロール血症
180mg/dL以上:かなり高値

ただし、この数値だけで治療方針は決まりません。

実際には、

年齢、性別、喫煙歴、高血圧、糖尿病、慢性腎臓病、心筋梗塞や脳梗塞の既往

ご家族に若くして心筋梗塞になった方がいるか

などを総合的に評価し、将来の動脈硬化リスクを判断します。

つまり、「LDLが150だから必ず薬」「140だから様子見」と単純には決められないのです。

症状がないから放置しても大丈夫?

答えはおすすめできません。

LDLコレステロールが高くても、多くの方は全く症状がありません。

しかし、その間にも少しずつ血管の内側にはコレステロールが蓄積し、動脈硬化が進行していきます。

動脈硬化が進むと、

心筋梗塞

狭心症

脳梗塞

閉塞性動脈硬化症

などの重大な病気につながる可能性があります。

これらは突然発症することが多く、「それまで元気だった」という方も少なくありません。

だからこそ、自覚症状がない段階で生活習慣を見直すことが重要です。

LDLコレステロールが高くなる原因

LDLコレステロールが高くなる原因は一つではありません。

食生活

最も多い原因です。

肉中心の食事

揚げ物が多い

加工肉(ベーコン・ソーセージ)

バターや生クリームをよく食べる

このような食生活では、飽和脂肪酸の摂取量が増え、LDLコレステロールが上昇しやすくなります。

運動不足

運動不足はHDLコレステロールを低下させ、脂質代謝にも悪影響を及ぼします。

肥満

特に内臓脂肪型肥満では、LDLコレステロールだけでなく、中性脂肪や血糖値にも影響が出やすくなります。

遺伝

若い頃からLDLが180〜200mg/dL以上ある場合は、家族性高コレステロール血症という遺伝性疾患の可能性もあります。

ご家族にもコレステロールが高い方や、若くして心筋梗塞になった方がいる場合は、一度医療機関で相談することをおすすめします。

食事で改善できる?

生活習慣の改善だけでLDLコレステロールが改善する方は少なくありません。

まず見直したいポイントをご紹介します。

肉より魚を増やす

青魚にはEPAやDHAが豊富に含まれています。

週2〜3回程度を目安に魚料理を取り入れるとよいでしょう。

野菜・海藻・きのこを増やす

これらに多く含まれる食物繊維は、コレステロールの吸収を抑える働きがあります。

毎食野菜を取り入れることを目標にしましょう。

揚げ物や脂身を控える

「全く食べてはいけない」ということではありません。

毎日食べる習慣がある方は、まず頻度を減らすことから始めましょう。

お菓子や菓子パンにも注意

意外に見落とされますが、菓子パンや洋菓子には飽和脂肪酸が多く含まれているものがあります。

間食の内容を見直すだけでも改善につながることがあります。

卵は食べてはいけない?

以前は「コレステロールが高いから卵は控えるべき」と言われていました。

しかし現在では、健康な方では卵だけを極端に制限する必要はないと考えられています。

それよりも、

食事全体のバランス

飽和脂肪酸の摂取量

適正体重の維持

の方が重要です。

卵だけを悪者にする必要はありません。

運動はどれくらい必要?

有酸素運動を中心に、週150分程度が目安です。

例えば、

ウォーキング

自転車

軽いジョギング

水泳

など、少し息が弾む程度の運動がおすすめです。

さらに週2〜3回の筋力トレーニングを組み合わせることで、生活習慣病全体の予防効果も期待できます。

薬はいつから必要?

患者さんから最も多い質問です。

結論から言うと、

LDLコレステロールの数値だけでは決まりません。

例えば、

糖尿病がある

高血圧がある

喫煙している

心筋梗塞や脳梗塞になったことがある

このような方では、より積極的な治療が勧められます。

一方で、

比較的若く、他の危険因子が少ない方では、まず生活習慣の改善を数か月行い、その効果を確認してから薬を検討することも多くあります。

ただし、LDLコレステロールが180mg/dL以上の場合は、家族性高コレステロール血症の可能性も含めて詳しい検査や治療が必要になることがあります。

自己判断で放置せず、一度医療機関を受診しましょう。

健康診断でLDLコレステロールが高かったら受診した方がいい?

次のような方は、一度内科で相談することをおすすめします。

LDLコレステロールが140mg/dL以上だった

毎年少しずつ数値が上がっている

LDLが180mg/dL以上ある

糖尿病や高血圧がある

ご家族に心筋梗塞や脳梗塞の方がいる

生活習慣を改善したいが、何から始めればいいかわからない

生活習慣病は「症状が出る前」に対策することが最も重要です。

健康診断は、そのための大切なきっかけになります。

当院でできること

当院では、健康診断で異常を指摘された方に対し、一人ひとりの生活習慣やリスクを考慮した診療を行っています。

必要に応じて、

健康診断結果の詳しい説明

動脈硬化リスクの評価

食事・運動指導

管理栄養士による栄養相談

必要に応じた薬物療法

をご提案しています。

「薬を飲むしかないのかな…」と不安に感じている方も、生活習慣の改善で十分に管理できる場合があります。

健康診断でLDLコレステロールの異常を指摘された方は、お気軽にご相談ください。

よくある質問

Q. LDLコレステロールが140mg/dLでした。すぐ薬を飲む必要がありますか?

必ずしも薬が必要とは限りません。年齢や他の病気、喫煙歴などを含めて総合的に判断します。生活習慣の改善から始められる方も多くいらっしゃいます。

Q. コレステロールを下げるには何を食べればいいですか?

野菜、海藻、きのこ、大豆製品、青魚などを積極的に取り入れることがおすすめです。一方で、脂身の多い肉や揚げ物、加工肉は摂りすぎに注意しましょう。

Q. 痩せているのにLDLコレステロールが高いのはなぜですか?

遺伝的な体質や食生活、運動不足などが関係していることがあります。若い頃からLDLコレステロールが高い場合は、家族性高コレステロール血症などの病気が隠れていることもあります。

Q. 健康診断で異常と言われましたが、自覚症状がありません。

LDLコレステロールが高い状態は、自覚症状がないことがほとんどです。しかし、放置すると動脈硬化が進み、将来的に心筋梗塞や脳梗塞の原因となることがあります。一度医療機関で相談されることをおすすめします。

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